今年購入した後、すぐに病を発症したフロリダアカハラガメのネルさんが奇跡的に?回復をしはじめた。
購入時、黒い甲羅にオレンジのラインがくっきり明瞭に入っており、一昔前によく流通していたような顔の黄色い模様に一目惚れし、購入した。
購入時、数匹いた中では一番状態も良く見えた、ただ今思えば肥満気味ではあったがまさかそれが浮腫であるとまでは見抜けなかった。しばらくしてすぐハーダー氏炎線のように目が腫れはじめた。
すぐにレプチゾルなど思いつく限りの対処をしたが、全く効果なし。ちなみに今まで飼育しているカメがハーダー氏炎線になったことはない、しっかり水換えと水温管理、エサやりをしていればフロリダアカハラガメはそう簡単に状態を崩すカメではないと思っていた。
どんどん悪化していく
身体も不自然なブヨブヨとした質感になり、甲羅のキレイな模様もくすみはじめた。
後から購入した同種ベビーにもサイズを追い越される。。
爬虫類を見てくれる病院に通院し、考えうる原因の可能性を一つづつ潰すもはっきりとした原因は分からず。血液検査をしたかったが、体重や状態からリスクがあるため出来ず。
抗生物質や栄養補助の注射をしてもらうも、症状が改善される事は無かった。
ただ唯一の救いが食欲がある事であった。
目が開かないため食べるのが下手だが、顔の周りに餌を落とすと振動で感じ取り、必死に食べてくれた。口を開けば食べられるサイズのカメの餌を買い揃えた。また、餌に病院でもらった抗生物質を染み込ませて与えたりした。
その後普通に飼い続けること約半年程、最近になって目の腫れや身体の浮腫がだんだんと緩和されてきた。
体重も8月から30gほど増え、目が開いた為エサもちゃんと食べれるようになってきている。
飼い主としては手放しで嬉しいのだが、治った理由と、このまま本当に完治するのか?疑問が残っている。もう少し様子を見てもう一度診察してもらおうと思っている。
このまま元気に成長を再開して、分厚い甲羅の素晴らしいフロリダアカハラガメの姿を見せて欲しいものだ。