二カ月前の10/17に10年連れ添ったクレステッドゲッコーが亡くなってしまった。ショックだった、悲しかった。が、二カ月たち、気持ちに整理もついたので記録として書いておく。
ダルメシアン柄のクレステッドゲッコー。亀以外に唯一飼ってた爬虫類。カブニのホイッパーと同時期に僕の所にきた。今でこそ定番だが、子供の頃は、仙石先生の図鑑、爬虫類両生類800図鑑にもあんまり詳しい記載がないくらいの、10数年前は珍しい種類だったんじゃないかな。かつては絶滅したとされていたが、再発見された種類だ。爬虫類ショップで偶然みかけて、こんな可愛いヤモリがいる事をその時初めて知った。人工飼料でかえるという事で、飼ってみたいと思った。実際飼ってみても、飼いやすく、ハンドリングもできる、最高のヤモリだと思う。
寿命だったのかな、そう思いたいが。だんだん餌ぐいが悪くなっていった、選り好みが激しくなったが、ちゃんと食べてはいた。最後の日はコオロギを追いかけてたべて、朝霧吹きした。夜帰ると生きている時と同じように木の上に止まっていた。ヤモリだから死んでも瞼は閉じれない。それが余計に悲しかった。 こないだ爬虫類イベントに行ったら、クレスの安い事にびっくり。イベントだからかな。安いと大事にされないんじゃないかと思うと悲しい気持ちになる。飽きる人はすぐ飽きるんじゃないかと思ってしまう。ヤモリは亀の次に好きな生き物だ。亀と違って静かだ。また飼いたいと思う気持ちもあるが、死の悲しみが大きかったな。共に過ごした10年は激動だった。地震があって、転職したり、結婚したり、子供できたり、引っ越したり、常に寝室にヤモがいた。一生忘れられないヤモリです。さようなら、ありがとうヤモ。
